高耐力雨樋受け金具 樋受太郎　～激甚災害に備えて～

Ⅰ雨樋とは？雨の多い日本で雨水から住宅を守る重要な物です

①軒樋(のきどい…傾斜を付けて設置し屋根から流れる雨水を②集水器に流す役割

②集水器(しゅうすいき)…①軒樋から流れてきた雨水を③竪樋に集める役割

③竪樋(たてどい)…②集水器に集まった雨水を地面排水溝に流す役割

雨樋は、屋根に降り注いだ雨をまとめて排水する働きをしています。

雨樋が設置されていない場合、屋根からの雨水が様々な場所から流れるため、軒先の裏を濡らし腐食や劣化を発生させたり、直接地面に落ちる雨水は軒下に溝や水たまりを作り、そこから雨水が跳ね返り外壁や基礎を痛める事にもつながります。

また、水たまりが出来やすい環境ではシロアリが発生しやすい為、建物への二次的な被害が発生する可能性もあります。

Ⅱ雨樋と雨樋受け金具の被害

雨樋は、豪雨や台風、大雪や落ち葉にごみなどの堆積物等、常に過酷な条件にさらされています。

その為、雨樋を支える雨樋受け金具が耐え切れずに破損、脱落に繋がるケースが散見されます。

雨樋受け金具の変形から、雨樋の破損につながったケース

Ⅲ高耐久、高強度の雨樋受け金具【樋受太郎】の誕生

JIGハラダでは、過酷な状況にも耐える耐久性を持たせた雨樋受け金具【樋受太郎】を開発いたしました。

圧倒的な強度の樋受太郎は、材質にステンレスSUS304と高耐食鋼板の2タイプを採用しております。また、強度だけではなく、デザイン性にもこだわりスタイリッシュな形状を実現いたしました。

全国各地の建物に採用されております。

Ⅳ樋受太郎の4つの特長

①ハラダクランク

一般的な商品の溶接接合に比べ、溶接レスなので破壊リスクが少なく、特に左右からの力に非常に強くなっております。

②ハラダレバレッジ

重い雪を小さい物で支えられるよう、てこの原理を利用し垂直方向に強い特殊形状となっており、その部分への強度加工も行っております。

③パワーアタッチメント

強風や落雪による樋の落下を強力に防ぐ為、樋受を固定するアタッチメントを一般的な溶接ではなく、強力なリベット固定としております。

④パワーアーム

予め半円状に隆起させ、圧力を分散させる強力なビード加工を全体に行い、変形を防ぐ対策がされております。